DMMモバイルは1人1契約までです。複数契約できないんですよね。
なので、DMMモバイルで複数のSIMカードが必要!ってときは1つの契約にSIMカードを追加するというかたちになります。で、追加したSIMすべて(最大3枚)で1契約のデータ通信量を分け合うことになります。
これが『シェアコース』です。この記事では、DMMモバイルのシェアコースについてわかりやすく解説していきますね。
DMMモバイルのシェアコースのプラン料金
データSIMを追加する場合:
DMMモバイルのシェアコースは、8GB以上のプランならデータSIMを追加しても、シングルコース、いわゆるSIM1枚で使う場合とプラン料金が変わらないというのが特徴的です。
以下、シングルコースのプラン料金です。
8GB以上のプランなら、データSIM3枚でも上のデータ通信SIMプランの料金のまま、通話SIMにデータSIMを2枚追加しても上の通話対応SIMプランのままなんですよね。
スマホとタブレット用など複数の端末でSIMが必要なとき、DMMモバイルのシェアコースを活用すれば、まさに格安で運用できます。
通話SIMを追加する場合:
なお、通話SIMを追加する場合は、上で紹介したシングルコースの通話対応SIMプランをベースとして、1枚につき『プラス月700円』されます。
7GB以下でシェアコースを利用するとき知っておきたいこと
DMMモバイルのシェアコースは、最初8GB以上のプランでしか利用することができなかったんですよね。7GB以下はあとからシェアコース可能になったというわけです。なので、2点ほど知っておきたいことがあるので紹介しますね。
追加したSIM1枚につき『SIM追加料』がかかる
7GB以下のプランでシェアコースを利用する際は、プラン料金とは別にSIM追加料が『月300円』かかってきます。
7GBと8GBのプラン料金の差は120円しかないので、7GBでシェアコースを利用するなら、間違いなく8GBでシェアコースを利用したほうがお得になります。
8GB以上のシェアコースを申し込んでからプラン変更しよう
なぜなのか?というと、8GB以上のシェアコースを申し込んでから7GB以下にプラン変更したほうがお得に契約できるからです。公式でもこの方法が推奨されています。
理由を詳しく
まず、DMMモバイルを申し込むときにシェアコースを選択した場合、8GB以上のプランしか選べないようになっています。
そのため、7GB以下でシェアコースを利用したい方は、シングルコースを契約して、あとからSIMを追加しそうになるんですが、ひとまず「ストップ!」です。かかる初期費用が全然違います。
シェアコースを申し込んで3枚のSIMを利用するときの費用:
仮に3枚のSIMを利用するとしたら、かかってくる費用は以下です。
・SIMカード準備料 → 394円×3
【合計4,182円】
シングルコースを申し込んであとからSIMを追加する場合の費用:
同様に3枚のSIMを利用する場合にかかってくる費用は以下です。
・新規契約手数料 → 3,000円×1
・SIMカード準備料 → 394円×1
■SIMを追加するとき
・SIMカード発行手数料 → 3,000円×2
・SIMカード準備料 → 394円×2
【合計10,182円】
あとからSIMを追加するときは、SIMカード発行料(3,000円)が追加するSIMカードの枚数分かかってくるようになるので、上記のように、倍以上かかる費用が異なってきます。
家族でシェアコースを利用する際に知っておきたいこと
続いて、家族でDMMモバイルのシェアコースを利用する際に知っておきたいことについてです。請求関連とMNP関連の2つになります。
SIMごとの支払いは不可
DMMモバイルのシェアコースの料金は、契約者に一括請求となります。
SIMごとの支払いは不可です。
MNP転入できるのは1回線ずつ
DMMモバイルのMNP転入できるのは1回線ずつになります。そのため、新規契約時にシェアコースを申し込んだ際は1回線しかMNP転入できません。
家族3人がMNP転入してシェアコースを利用するには:
例えば、家族3人でDMMモバイルにMNP転入してシェアコースを利用したい!ってときは、1人がまずシングルコースにMNP転入します。そして、残り2人はSIMを追加すると同時に1人ずつMNP転入してくるという流れになります。
上のほうで紹介したように、新規契約時にシェアコースを申し込むより、費用は高くなるんですが、これしか方法はないんですよね。
追加SIMにMNP転入するときは不通期間が生じる
なお、DMMモバイルの契約者となる方がMNP転入する際は不通期間なしですが、追加SIMにMNP転入するときは、追加SIMが手元に届く1~2日前から、現在利用中のSIMカードが使えなくなるのでご注意ください。
ちなみに、現在利用中のSIMカードの名義がDMMモバイルの契約者の名義と異なる場合、DMMモバイルの契約者の名義に変更してからMNP転入手続きを開始する必要があります。
DMMモバイルのシェアコースを活用しよう
DMMモバイルのシェアコースは、MNP転入の不便さから家族向けというより、個人向けだと思います。
8GB以上のプランならデータSIMを追加しても月額料金は変わらない、という魅力的なメリットがあるので、複数端末でSIMが必要な方は、ぜひシェアコースを活用してみてくださいね。
以上、DMMモバイルのシェアコースについてでした。
