ワードプレスの無料テーマ「Simplicity2」。
Simplicity2には、Googleタグマネージャーの設定項目がない(2022年2月時点)ので、Simplicity2で作ったサイトにはアナリティクスを設置していました。
…が、この度、内部リンクと外部リンクのクリックを計測したくなったので、Googleタグマネージャーを設置することにしました。
ということで、この記事ではSimplicity2にGoogleタグマネージャー(GTM)を設置する方法を書いていきます。
Simplicity2にGoogleタグマネージャーを設置する方法
1. 今使っているアクセス解析タグを外す
まず、アクセスを2重で計測するのを防ぐため、今使っているアクセス解析のタグを外します。
Simplicity2のアクセス解析タグの場所は
・子テーマの「header-insert.php」に直書きしている
・「外観」>「カスタマイズ」と進んだ先の『アクセス解析』の項目にトラッキングIDを記載している
このどちらかと思うので、チェックしてみて記載があれば削除します。
2. Googleタグマネージャーのコードを記載する
Googleタグマネージャーを設置するには、「<head>タグ内」と「<body>タグ直後」の2ヵ所にコードを記述する必要があります。
<head>タグ内に記載する方法
子テーマの「header-insert.php」に直書きします。
これについては、今ままで使っていたアクセス解析のタグを外すのと同じ要領でいけるので、特に問題はないかと思います。
<body>タグ直後に記載する方法
<body>タグ直後にコードを記載するにはどのファイルをいじればいいのか…?
答えは「header.php」なんですが、私のSimplicity2の子テーマには該当のファイルがなかったんですよね。
なので、親テーマの「header.php」をコピーし、それを子テーマに持ってきてから、子テーマの「header.php」にコードを記載しました。
※子テーマにファイルを追加するにはFTPソフトを使う必要があります。
▼使っているSimplicity2のバージョンによって多少違うと思いますが、<body>タグは「header.php」の40行付近にあります。(赤枠が記載したGoogleタグマネージャーのコード。)
これで、Googleタグマネージャーの設置完了です。
ちなみに、FTPソフトがよくわからなくて子テーマにファイルが追加できないって方は、親テーマの「header.php」に直接書いてもOKです…!
ただ、テーマをバージョンアップする度に、タグが消えるので追加しないといけないですし、そもそもSimplicity2のバージョンアップにはFTPソフトが必要です。Simplicity2を使い続けるのであれば、これを機にFTPソフトに慣れておくのもありかもしれません。私が使っているのはFFFTP。
Googleタグマネージャー自体の設定については、以下の記事で書いていますので、よかったらご覧くださいね。
関連 Googleタグマネージャーでアナリティクスを設定する方法
関連 Googleタグマネージャーで内部リンクのクリック数を計測
運営者のアクセスを除外する方法
<?php if (!is_user_logged_in()) : ?>
ココにGoogleタグマネージャーのコードを記載する
<?php endif; ?>
「
タグ内」と「タグ直後」に記載するコード両方ともを上記のようにすれば、運営者のアクセスを除外できます。なお、サイトにログインしているユーザーにはコードを表示しないというものなので、ログインせずに自分のサイトを閲覧するとアクセスは計測されます。